トラックと私
子供の頃に乗ったトラック。
引越しのトラックや、友人の家のトラック。
乗用車と違いとても大きくて、子供心をくすぶる乗り物でした。
自宅にあったミニカーも、子供が乗る小さなおもちゃも全てトラックだった気がします。
道路を走るトラックを見ては目を奪われ、止めてあるトラックを見ては目を奪われていた様な気がします。
今はトラックについて知らない事ばかりなのですが、なぜあんなにもトラックに夢中だったのでしょうか。
世の子供たちが夢中になるトラックの一つとしてクレーン車が挙げられます。
「はたらくくるま」
と例えられる事もあり、高所での作業や放水、重たい物を運んだり、時には人命救助もします。
そんな中でも子供が一番好きなトラックが消防車です。
真っ赤なボディに長いハシゴ。
大きな音を鳴らしながら街中を疾走するトラック。
トラック買取業者のサイトを見ていても消防車はどうやら人気がある希少価値の高いトラックらしいですね。
日本の消防車と世界の消防車では少しデザインも違いますし、サイレンの種類も違う。
海外の消防車だとトラック買取業者はどのぐらいの価値をつけるのですかね。
そんな消防車でも、種類は様々で歴史もあります。
日本では1911年に、ベンツ製のポンプ車が大阪に導入されました。
これがエンジン消防車の始まりと言われています。
それ以前の物は、腕力ポンプや上記ポンプが主に利用されていたのです。
当時の日本には国産車が無かった時代。
数年後には東京や横浜などに配布されたのですが、全て欧米からの輸入車。
しかし関東大震災をきっかけに消防車は急速に普及したのです。
いつの時代も大きな出来事がきっかけで商業や産業が変わるのですね。
東京パラリンピック以降に車いすが急速に普及した様に、阪神淡路大震災をきっかけに日本の耐震構造などが見直された様に、震災をきっかけに消防車が普及する。
しかし、関東大震災直後はまだまだ海外からの輸入に頼っていた時代。
1941年にようやく日本で初めての国産消防車が誕生しました。
今でこそ日本の車は世界的にも需要にの高いものですが当時はまだ需要も低くかったのです。
消防車を輸入していた時代から、今は民間の業者に製造を委託する事がほとんどです。
そのために様々なメーカーで製造されています。
そもそも消防車とは火災が起こった時やその他の災害対応に有効な装備を備えた自動車の事を総称します。
アメリカの子供たちが憧れる職業のナンバーワンが消防士。
子供たちが目を奪われる消防車、そんな消防車に乗る消防士は彼らにとってヒーローなのですね。
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